3. 懐中電灯(赤いセロファンをかぶせたもの)
星座早見盤や本を照らすときに、赤いセロファンを二重三重にかぶせた懐中電灯を使います。そのわけは、眼の感度を左右する「暗順応」と「明順応」にあります。
○「暗順応」と「明順応」
明るいところから暗いところに行くと、しばらくはまわりがよく見えません。やがて眼が暗さに慣れてきて、まわりのようすが良く見えるようになります。これを「暗順応」といいます。暗順応には時間がかかり、星空がきれいに見えるようになるには、5分から10分くらいかかります。
逆に、眼が暗順応しているときに、明るい照明を使ったりすると、眼が一瞬にして「明順応」してしまい、また星が見えにくくなってしまいます。明順応は短時間で完了します。
明暗と色を感知する視覚細胞の違いから、赤い光の中では、眼が明順応しにくくなることが知られています。そこで、天体観察のときには、赤く光る懐中電灯を使うのです。























